子ども用のヘッドホンを探しているけれど、種類が多くてどれを選べばいいか分からない…そんな方は多いのではないでしょうか。
「大人用と何が違うの?」「耳に悪くない?」「すぐ壊れたら困る」
子ども向けヘッドホンは、安全性や使いやすさが気になりやすいアイテムです。
この記事では、年齢や使い方の違いに注目しながら、子ども用ヘッドホンの選び方とおすすめ商品を分かりやすく紹介します。専門知識がなくても、年齢や使い方に合わせて選びやすいように整理しました。
ぜひ最後まで読んで、失敗の少ない選び方の参考にしてみてください。
子ども用ヘッドホンは年齢に合ったものを選ぶのが大切
「子ども用」と書いてあれば何でもいいのでは?と思う方もいるかもしれません。ただ、ひとくちに「子ども用」といっても、3歳の子と小学6年生では頭の大きさも使い方もまったく違います。
大人向けのヘッドホンを子どもに使うと、重さや締めつけで嫌がったり、音量を上げすぎてしまって耳を痛めてしまうことがあります。年齢に合ったものを選ぶことが、子どもの耳を守るうえでとても大切です。
未就学児は「軽さ・やさしい着け心地・簡単操作」を重視
未就学児は、長い時間ヘッドホンをつけていられない子も多いです。重いものや締めつけが強いものは、すぐに嫌がり外してしまうことも。
ボタンの数が少なく、子どもが自分で操作しやすいシンプルなものが使いやすいでしょう。まずは「軽くて、着けていても痛くならないか」を軸に選ぶのがおすすめです。
小学校低学年は「使いやすさ・耐久性・音量制限」が大切
小学校に入ると、タブレット学習や動画視聴でヘッドホンを使う機会が増えてきます。それと同時に、少し雑に扱ってしまうこともあるため、丈夫さも大切なポイントです。
また、子どもは音量を上げすぎてしまうことがあります。音量制限つきのモデルだと、親としても安心して使わせやすいでしょう。
小学校高学年以上は「学習用途・通話・デザイン性」もポイント
高学年になると、オンライン学習やオンライン英会話など、マイクを使う機会も増えてきます。そのため、マイク付きのモデルが便利な場面もあります。
また、この年齢になると見た目を気にする子も出てきます。本人が気に入って使えるデザインかどうかも、選ぶポイントのひとつに加えてみてください。
子ども用ヘッドホンの選び方
商品を見る前に、選び方のポイントを押さえておきましょう。ここを知っておくと、商品を比べるときに「うちの子にはどっちが合うか」が判断しやすくなります。
音量制限つきかを確認する
子どもは音量の感覚がまだ十分に育っていないため、気づかないうちに大きな音で聴き続けてしまうことがあります。
子ども向けヘッドホンでは、音量が上がりすぎないように設定されたモデルがあります。長時間使う予定があるなら、最初に確認しておきたいポイントです。
有線かワイヤレスかを使い方で選ぶ
有線タイプは、充電や接続の設定が不要なので手軽に使えます。家の中でタブレットにつないで使うだけなら、有線で十分という場合も多いです。
ワイヤレスタイプは、コードが絡まる心配がなく動きやすいのが利点です。ただし、充電が必要だったり、Bluetooth接続の設定が必要だったりと、小さい子どもには少し手間が増えることもあります。どちらにも向き不向きがあるので、使う場面を想像しながら選んでみてください。
重さとサイズ調整のしやすさを見る
子どもはサイズが合わないヘッドホンを嫌がりやすいです。購入前に、頭の大きさに合わせてサイズ調整できるかどうかを確認しておくと安心です。
また、重さも大切なポイントです。軽いほど長時間つけても負担になりにくいため、できるだけ軽いものを選ぶことが大切です。
マイク付きが必要かを考える
動画を観るだけ、音楽を聴くだけ、という使い方なら、マイクはなくても問題ありません。
一方で、オンライン英会話やビデオ通話、学校のオンライン授業などに使う場合には、マイク付きのモデルが便利です。何に使うかをある程度決めてから選ぶことで、後からマイクを買い足さないと…なんてことを防ぐことができます。
長時間使いやすいイヤーパッドかを確認する
同じヘッドホンでも、イヤーパッドのやわらかさや素材によって、着け心地はかなり変わります。
硬いものや蒸れやすいものは、長時間使っていると耳や頭が痛くなりやすいです。タブレット学習など、まとまった時間使う予定がある場合は、イヤーパッドの素材や形状も確認しておくことも大切です。
子ども用ヘッドホンおすすめ5選
ここでは、楽天市場の売れ筋から、音量制限・耐久性・装着感などの面で特徴のある5つのモデルを紹介します。それぞれ向いている年齢や使い方が異なるので、比べながら読んでみてください。
未就学児に向くヘッドホン
JVC HA-KS2|シンプルで安全、はじめての1台に
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 接続方式 | 有線のみ |
| 音量制限 | 85dB |
| マイク | なし |
| 対象の目安 | 未就学児〜小学校低学年 |
どんな子に向いているか
とにかく軽くてシンプルなものを探している方、はじめて子どもにヘッドホンを使わせる方に向いています。コンパクトなバンド設計で、小さな頭にもフィットしやすい形になっています。
良い点
指挟み防止設計も採用されており、安全面への配慮が感じられます。電池切れの心配がない有線タイプなので、準備の手間がかかりません。
注意点
マイクが付いていないため、オンライン英会話やビデオ通話には使えません。また、有線のためコードが絡まることがあります。
小学生に使いやすいヘッドホン
JBL JR310BT|ワイヤレスの定番モデル
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 接続方式 | ワイヤレス |
| 音量制限 | 85dB |
| マイク | 内蔵あり |
| 対象の目安 | 未就学児〜小学生 |
どんな子に向いているか
コードが絡まるのが気になる方、動き回りながら使う子どもに向いています。
良い点
最大30時間の再生が可能で、充電を頻繁にしなくて済むのは実用的です。折りたたみができるため、収納や持ち運びにも便利です。付属のシールでデコレーションを楽しめる点も、子どもに喜ばれやすいポイントです。
注意点
ワイヤレス接続の設定は、小さい子ども一人では難しい場合があります。最初は親が設定してあげる必要があるかもしれません。
BuddyPhones Play+|機能性を重視したい方に
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 接続方式 | ワイヤレス/有線両用 |
| 音量制限 | 75/85/94dBの3段階 |
| マイク | 内蔵あり |
| 対象の目安 | 未就学児〜小学生 |
どんな子に向いているか
使う場所によって音量を細かく調整したい方に向いています。また、きょうだいや友だちと一緒に音楽を聴く機会がある家庭にも合いそうです。
良い点
音量制限を3段階で切り替えられるため、静かな室内と外出先で使い分けができます。声を聴き取りやすくするStudyModeという機能を搭載しており、オンライン学習での活用も想定されています。1つの音源を2台で共有できる機能もあります。
注意点
機能が多い分、操作ボタンを覚える必要があります。また、他のモデルと比べると価格がやや高めです。多機能なものより、シンプルなものの方が使いやすいご家庭には、別のモデルの方が向いているかもしれません。
学習やオンライン通話にも使いやすいヘッドホン
エレコム HS-KD01TBK|タブレット学習に特化した1台
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 接続方式 | 有線のみ |
| 音量制限 | 85dB |
| マイク | 回転式アームマイク付き |
| 対象の目安 | 小学生(学習向け) |
どんな子に向いているか
タブレット学習やオンライン授業で使いたい方、マイクの性能を重視する方に向いています。GIGAスクール構想に対応した設計で、学校の授業に使う目的でも選ばれやすいモデルです。
良い点
小学生1,790人の頭部データをもとに設計されており、日本の子どもの頭に合いやすい形状とされています。回転式のアームマイクは声を拾いやすく、オンライン授業やオンライン英会話でも使いやすい設計です。
注意点
アームマイクは子どもが無理に曲げてしまうと破損するリスクがあります。使い方についてあらかじめ伝えておく必要があるかもしれません。有線のみのため、移動中の使用には向いていません。
SONY MDR-ZX110|コスパ重視でシンプルに使いたい方に
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 接続方式 | 有線のみ |
| 音量制限 | 記載なし(商品情報からは確認できません) |
| マイク | なし |
| 対象の目安 | 小学生〜高学年 |
どんな子に向いているか
「まず1台試してみたい」「壊れても買い替えやすい価格帯で探している」という方に向いています。動画視聴や電子ピアノの練習など、音質を追求しすぎない日常使いに選ばれやすいモデルです。
良い点
約120g(コード含まず)と軽量で、長時間使っても首や肩への負担になりにくい設計です。ハウジングを内側に折りたたむクイック折りたたみ機構により、使わないときはコンパクトに収納できます。コードには絡まりを低減するセレーションコードが採用されており、子どもが使う場面でも扱いやすい工夫があります。価格帯が2,000円前後と手頃なため、「まず試してみる」最初の1台としても選びやすいです。
注意点
マイクが付いていないため、オンライン授業やオンライン英会話での使用には向いていません。また、耳の上に乗せるオンイヤー型のため、周囲の音が入りやすく、音量を上げすぎると音漏れが発生しやすい傾向があります。イヤーパッドは長期間使用すると表面が劣化してくるという指摘もあるため、長く使い続けることを前提にするよりは、まず試してみたい方向きといえます。なお、子ども向けの音量制限機能については商品情報からは確認できませんでした。購入前にご自身でご確認ください。
子ども用ヘッドホンの選び方でよくある質問
子どもにワイヤレスヘッドホンは使いやすい?
コードが絡まらない点や動きやすい点は便利ですが、充電が必要だったり、Bluetooth接続の設定が必要だったりします。小さい子どもの場合は、親がサポートできる環境かどうかを踏まえて選ぶと良いでしょう。
家の中だけで使うなら有線でも不便を感じにくいため、「ワイヤレスが絶対に必要」という場面でなければ有線も十分候補に入ります。
何歳から使える?
商品によって対象年齢の目安は異なりますが、年齢だけで判断するよりも、子どもの頭のサイズや使い方に合うかどうかを合わせて確認するのが大切です。
未就学児であれば、軽さや着け心地のやさしさ、シンプルな操作性を優先して選ぶのが基本になります。
ヘッドセットとの違いは?
「ヘッドホン」はおもに音を聴くためのもので、マイクが付いていないものが多いです。一方「ヘッドセット」はマイクが一体になっており、通話や会話のやりとりに向いています。
オンライン学習やオンライン英会話で使うなら、ヘッドセットタイプも候補に入れてみてください。
タブレット学習にはどんなものが合う?
長時間つけても疲れにくいこと、音量制限があること、の2点はタブレット学習でも重要です。加えて、授業や英会話で声を使う場合はマイク付きのモデルが便利です。
家の中での使用がメインであれば、有線タイプでも特に不便を感じにくいでしょう。
迷ったら「年齢」と「使い方」で選ぶのが失敗しにくい
たくさんの商品を見ていると、どれが良いのか分からなくなってくることがあります。そんなときは、「何歳の子が」「どんな場面で使うのか」の2点に絞って考えると、選択肢が絞りやすくなります。
動画視聴メインの子に向くタイプ
動画を観ることが中心であれば、シンプルで軽く、操作しやすいものが向いています。マイクは必須ではないため、音量制限がついていて軽いモデルを選ぶと使いやすいでしょう。JVC HA-KS2やJBL JR310BTあたりが選択肢に入ります。
タブレット学習メインの子に向くタイプ
授業やオンライン英会話など、声を使う場面がある場合はマイク付きが便利です。長時間つけることを想定して、着け心地も確認しておきましょう。家の中での使用が中心なら有線でも十分です。エレコム HS-KD01シリーズが学習用途に特化した設計です。
長く使いたい家庭に向くタイプ
高学年まで使い続けることを考えるなら、サイズ調整の幅や耐久性を重視して選ぶと、高学年まで使いやすくなります。BuddyPhones Play+やエレコム HS-KD01TBKは、成長に合わせた使い方がしやすいモデルといえます。
子ども用ヘッドホンは、価格だけで選ぶよりも「何歳の子が、どんな場面で使うか」を起点に考えると、後悔しにくい選択につながります。
音量制限・サイズ感・マイクの有無・有線かワイヤレスかという4つのポイントを確認しながら、お子さんに合いそうなものを探してみてください。
この記事が、選ぶときの参考になれば幸いです。


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